ドラクエ11の発売日が2017年7月29日に決定し、その日を今か今かと多くのドラクエファンが待ち侘びていることでしょう。

ドラクエ11について少しずつ新しい情報が公開されていますが、未だに全容が計り知れず様々な考察があちこちでされています。

その中でも特に盛り上がりを見せているのが、ドラクエ11と過去シリーズとの関係の考察ではないでしょうか。

「過ぎ去りし時を求めて」というサブタイトルからも汲み取ることができますが、ドラクエ11は過去シリーズと繋がる重要なストーリーが展開されることが期待されています。

ロトシリーズと関連していることは、公開されている情報からもほぼ間違いないとされていますが、ドラクエファンの中でもう一つ盛り上がりを見せているのが、天空シリーズとの関連についてです。

今まで全く別のシリーズとして切り離されていた2つが、実は繋がりがあったなんてことがあれば、過去シリーズを知っているドラクエファンからしたら大興奮ですよね。

このドラクエ11と天空シリーズとの関連を考察する上で、非常に重要となるのが主要キャラクターである主人公の相棒「カミュ」の存在です。

そこで今回は、カミュにスポットを当てて、ドラクエ11と天空シリーズとの関係をじっくり考察していきます。



カミュの情報まとめ

カミュは青い髪の色が特徴的な見た目をしており、職業は盗賊です。

振る舞いや言葉遣いは荒っぽく感じますが、義理や人情に厚く、主人公の頼れる相棒として旅を共にする大事な仲間となっています。

カミュの戦闘スタイルが公式映像などを通して判明してきました。

両手に短剣を持ち二刀流で戦っている姿やブーメランを扱っている姿が確認されています。

ブーメランではデュアルブレイカーという技で、両手のブーメランを2回ずつ投げて相手を攻撃することもできるようです。

そして、カミュは「ぶんしん」の特技が使えることもわかりました。

ぶんしんは過去シリーズでも人気が高く、カミュの姿が3人に分身して分身体も攻撃力として加算される技となっています。

これらの情報から、カミュは十分な戦力として活躍する存在になるのではないかと考えることができます。

そして、冒頭でも伝えた天空シリーズとの関係を考察するにおいて、重要な発言がジャンプフェスタのイベントで飛び出しました。

それは、「カミュはある予言を受けて主人公と旅をすることになった」というエピソードです。

このエピソードがどのように天空シリーズに関係していくのかこのあと紐解いていきたいと思います。

天空シリーズについておさらい!

ドラクエ11と天空シリーズとの関係を紐解く前に、改めて天空シリーズについておさらいしておきましょう。

天空シリーズとは、「ドラゴンクエスト4 導かれし者たち」、「ドラゴンクエスト5 天空の花嫁」、「ドラゴンクエスト6 幻の大地」の3つの作品のことをいいます。

ただ、ストーリーの時系列は発売順ではなく、「ドラゴンクエスト6」→「ドラゴンクエスト4」→「ドラゴンクエスト5」の順番だと言われています。

時系列に沿って簡単にあらすじを紹介します。

ドラクエ6 幻の大地

主人公は精霊からのお告げに従い旅に出ますが、現実の世界だと思っていた場所が実は現実の世界の人が見ている夢の世界だったことに気付きます。

夢の世界と現実の世界の支配しようとしている魔王ムドーを倒し、さらには大魔王デスタムーアが作り出した「はざまの世界」で大魔王デスタムーアも倒しました。

その後、夢の世界は本来あるべき姿に戻り実体がなくなりますが、ゼニスの城とその住人だけは実体として残り、現実の世界の天空に現れることになりました。

ドラクエ4 導かれし者たち

人間の男と天空人の女との間に生まれた主人公は、山奥の村でひっそりと暮らしていました。

ある日、デスピサロたちが村を襲い、主人公以外の村人は全滅してしまいます。

主人公はデスピサロを倒すための旅に出て、多くの仲間たちと出会います。

天空人の血を受け継ぐ主人公は勇者となり、最終的にはデスピサロを倒すことに成功し、世界に平和が戻ります。

ドラクエ5 天空の花嫁

勇者の子孫を探し求めている父パパスと子(主人公)がいました。

しかしながら、パパスは無念の死を遂げ、主人公がパパスの意志を引き継いで勇者の子孫を探す旅に出ることになります。

途中で主人公は富豪の娘フローラが幼馴染のビアンカのどちらかを結婚相手として選ぶことになります。

その後、妻との間に双子の男女が誕生しますが、息子が実は勇者の血を引くものであったことが判明します。

主人公は双子たちを含む仲間と共に大魔王を倒し、世界に平和が戻りました。

この3つの作品はストーリー的に具体的な繋がりはないようですが、天空シリーズには共通して登場するものがいくつか存在します。

天空城

ドラクエ4・5には天空城という名前でそのまま登場しますが、ドラクエ6ではゼニスの城という名前で登場しており、このゼニスの城が後の天空城のはじまりとされています。

マスタードラゴン

ドラクエ4・5ではマスタードラゴンはストーリー内で明確に登場していますが、ドラクエ6にはマスタードラゴンが登場したと明確にわかる場面はありませんでした。

しかし、後に発売された「ドラゴンクエスト モンスターバトルロード2」によって、ドラクエ6のストーリーの中で、ムドーの城に行く時にミレーユがオカリナで呼び出した金色の竜がマスタードラゴンであるということが判明しています。

天空装備

ドラクエ6で登場するラミアスの剣、オルゴーの鎧、スフィーダの盾、セバスの兜は、ゼニスの城に行くために必要な装備です。

これらは後の天空装備と言われており、ドラクエ4・5では天空の剣、天空の鎧、天空の盾、天空の兜として登場します。



予言から天空シリーズとの関係を考察

カミュのキャラクターデザインが発表されてから、青い髪や前髪、ピアスなどの細かい部分までドラクエ6の主人公に似ているという声は多く聞かれていました。

たまたま似てしまったという可能性もあるかもしれないですが、何かドラクエ制作チームの意図があるのではないかという見方が強いです。

そして、ジャンプフェスタでは、カミュが主人公と一緒に旅をすることになった経緯について質問が出ました。

その際にドラクエ11のディレクターが、

「カミュは、実はある予言を受けて・・」

と話したところ、周りがざわつき堀井雄二さんがディレクターの発言を制するというような場面が見られました。

ここではそれ以上の情報は出てきませんでしたが、この発言をきっかけにカミュはドラクエ6の主人公と関係があるのではないかという推測がさらに加速したのです。

というのも、ドラクエ6の主人公は精霊のお告げを受けて旅に出ています。

カミュが何かの「予言」を受けて旅に出たのだとしたら、ドラクエ6の主人公の「お告げ」を受けて旅に出たというエピソードと重なる部分がありますよね。

ドラクエ6といえば、天空シリーズのはじまりの物語です。

ドラクエ6と繋がるということは、天空シリーズに繋がることとイコールになります。

そこで、ドラクエ11と天空シリーズとの繋がりを探してみると、公式に発表されているプロモーション動画の中にもいくつか天空シリーズとの繋がりを彷彿とさせるシーンがありました。

動画の中で主人公や仲間たちにそれぞれ紋章のようなマークが割り当てられていますが、カミュの紋章を上手く組み合わせると、天空の剣の形になるのではないかと言われています。

そして、映像の中で主人公が持っている剣の刃の部分が天空シリーズで出てくる天空の剣の形と酷似しています。

さらに、黄金に輝くドラゴンが現れますが、あれは天空シリーズに共通して登場するマスタードラゴンではないかとも言われています。

これらの状況をまとめてみると、やはりカミュの存在が鍵となり、何かしらドラクエ11と天空シリーズが繋がってくる可能性は十分あると考えられます。

ここまでカミュの存在を中心に天空シリーズとの関係を考察していきましたが、いかがでしたでしょうか。

ジャンプフェスタでの発言をきっかけに、ドラクエ11が天空シリーズと関係があるのではないかという推測が急激に加速しましたが、これがもし発売前に世間のドラクエ熱を盛り上げるために、ドラクエ制作チームがわざと仕掛けた発言だったとしたらおもしろいですね。

いずれにしても、ドラクエ11は過去シリーズとの関連も含めて発売前から、とても大きな盛り上がりを見せています。

果たしてドラクエ11がどのように過去シリーズ作品と関わっていくのでしょうか。