ドラクエ11は、ついに7月29日(土)に発売開始されます。

今回のドラクエにおいては、長いドラクエ史上はじめて、「同時に」「多機種で」発売することが決定されました。

その上、3DS版とPS4版の2種類という、まさかの据え置き機と携帯機の同時発売が敢行されています。

Sony製の携帯機とPS4、あるいは任天堂製の携帯機とPS4といった同時発売はよくある話ですが、こういった形で発売されるのはなかなかないことかと思います。

そこで困るのが、どちらを購入するのかということ、あるいは、どちらから先に始めるかということ。

「勇者のつるぎセット」のように両機種の同時販売をしている場合もありますし、この問題は結構悩ましいことではないでしょうか。

両者を比較しながら、答えを考えていきたいと思います。



3DSとPS4の違いを比較!

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3DSとPS4は、基本的にゲームプレイができる画質が違うだけで、大きな差異はありません。

3DS版であればソフトで柔らかいグラフィック、あるいは昔懐かしいドットグラフィックで、PS4であればハイエンドな美麗CGグラフィックで楽しむことが出来ます。

ただ、細かな差異が存在していることも事前にわかっています。

1つずつ見ていきましょう。

値段

PS4版の希望小売価格は8980円+税、3DS版の希望小売価格は5980円+税と結構な差があります。

特に使える金額が限られている人にとって、3000円の差はかなり大きいもの。

実店舗、あるいはネット通販で購入すればこれよりもぐっと安くなるとはいえ、それでもPS4版はある程度高額であることを意識しておきましょう。

「すれ違い通信」の有無

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3DS版では、「すれちがい通信」を行うことで専用のイベントを起こすことができます。

それがヨッチ族による「時渡りの迷宮」のイベント。

ヨッチ族は時間に関するものを司る一族のようで、旅の途中で出会うことになるようです。

3DS版では、彼らを捕まえて「すれ違い通信」で配ったり受け取ったりすることができます。

もちろん、周囲にドラクエ11をやっている人がいなくとも、ゲーム内で「ヨッチ族」を捕まえることができるので安心です。

そして、捕まえたヨッチ族を使って「時渡りの迷宮」に挑み、最深部にいる「扉の番人」を撃破すると「ぼうけんのしょのあいことば」を入手することが出来ます。

これを用いると、なんと過去作の世界へと飛び、何らかの異変を解決することになるようです。

どのような異変が待ち構えているのかは実際にプレイをして確かめたいところですが、過去作の世界に間接的に触れることができるのは、シリーズファンならば垂涎ものの特典といえるでしょうね。

ちなみに、公式で公開された画像では「Ⅴ」の世界では「ルドマン」の屋敷内の人物が全員「ルドマン」になってしまうという異変がおきていました。

こういった異変を解決することで、危機的な状況に陥った状況に陥ったヨッチ族を救うことができるようです。

なお、いける過去作品はわかりませんが、過去作品へのポータルは10個存在していました。

これまで出てきた過去作品は10個なので、もしかしたら「Ⅰ」~「Ⅹ」までの全作品に飛ぶことができるかもしれません。

ボウガンアドベンチャーとマジックスロット

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「ボウガンアドベンチャー」はPS4版だけの追加要素です。

「ユミル」という謎の男が開発した遊びで、世界中に散らばった的を射抜いて遊ぶゲームになっています。

「ボウガンアドベンチャー」として独立したミニゲームをするわけではなく、旅をする途中、マトを見つけたら射抜くという形で「ボウガンアドベンチャー」は進行していくようです。

射抜いた数に応じたなんらかのご褒美がもらえるようですが、何をくれるのか楽しみですね。

「マジックスロット」もPS4版だけのお楽しみ要素で、カジノにあるスロットが非常に豪華な演出を見せてくれます。

上部の液晶画面で、「スラりん」が飛んで、跳ねて闘う様子が美麗な画面で詳細に描かれるようです。

一度現実世界のスロットを見たことがある人は、かなりイメージしやすいかもしれませんね。

「フリー移動バトル」の有無

PS4版では、戦闘中に「フリー移動バトル」を楽しむことが出来ます。

アクション要素はなく、従来通りのコマンド式ではあるのですが、戦闘中に自由に駆け回り、普段は見ることができない敵の真後ろを見たり、味方をじっくりと観察したりすることができるようです。

ボス敵など、詳細なデザインがわからなかったボスも多いので、敵のデザインや魔法の演出をじっくりと眺めたい人にとっては、かなり嬉しいシステムではないでしょうか。

携帯機か据え置き機か

これはゲーム側の違いというよりもハードの制約上の違いなのですが、両者は携帯機と据え置き機ですから、当然ゲームプレイにおいても違いが生じます。

3DS版は携帯機で遊ぶことになりますから、いつでもどこでも、遊ぶことが可能です。

昔と異なって画面が自動的に発光してくれることから、もちろん夜中でも遊べるでしょう。

一方のPS4版は据え置き機なので、基本的には家で遊ぶことになります。

固定した場所でしか遊べませんが、大画面かつ自分の理想の音響で遊ぶことができるのです。

以上が、PS4版と3DS版の違いです。

グラフィック面や演出面ではPS4版が優先されますが、「時渡りの迷宮」の存在は、3DS版を購入する大きな動機になると思います。

人によっては懐かしいドットで遊びたいという人もいるでしょうし、その逆の人もいるでしょう。

基本的には持っているハードで遊ぶのが一番かと思いますが、もしどちらのハードも持っていないのなら、自分がより魅力を感じる条件を選びましょう。



結局、どっちから先にはじめればいいの?

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PS4版と3DS版の差異について述べてきましたが、どちらを先にはじめるかについては触れてきませんでした。

というのも、その答えは「どちらでもよい」からです。

なぜならば、3DS版とPS4版はある程度進行度の共有ができるからです。

進行度の共有には「ふっかつのじゅもん」を使います。

これを教会で聞き、別機種の画面で入力することによって、ある程度データの共有が可能なのです。

なので、例えば3DS版の「時渡りの迷宮」を楽しみたいけれど、本編はPS4のハイエンドグラフィックで楽しみたいという人は、一度PS4版で「時渡りの迷宮」が解放されるところまで進めておき、ここで「ふっかつのじゅもん」を聞いて、3DS版に進行度を移すことが出来ます。

逆もまた然りで、両者はある程度進行度が共有できるのです。

ただ、注意しなければならないのは、「ふっかつのじゅもん」を入力したときに復元されるのは、「進行状況」と「主人公の名前」だけだということ。

装備や持ち物は一切引き継がれず、「その時点での大体の装備」が復元されます。

なので、一般的なクロスセーブとは勝手が違うというところは理解しておきましょう。

例えば家ではPS4版、職場や学校での道中では3DS版……という風に、お互いにデータを完全に共有することはできません。

ただ、この機能を使えば、どちらで先にはじめても問題ありません。

「このイベントはPS4で見たい」と思ったのなら、ふっかつの呪文をあらかじめメモしておき、PS4でデータをはじめればよいからです。

完璧に往来することはできなくとも、緩くデータ共有は可能なので、是非ビビッと来たほうからはじめましょう。

セット購入した場合はこっちから!

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セットで購入した場合、どちらからはじめても問題ありません。

しかし、どうしてもはじめられない、誰かに背中を押して欲しい、という人もいるでしょう。

そういう人は、3DS版からはじめてみてはいかがでしょうか。

というのも、3DS版からPS4版で遊ぶことによって、グラフィックの進歩を短い間に体感することができますし、好きな作品がリメイクされたときのような感動を味わうことができるからです。

また、最初に3DS版をやっておけば、すれちがい通信の数も増えて、何かとお得なことが多くなるでしょう。

あくまで個人的な意見ですが、セット購入された方は3DS版からはじめてみてはいかがでしょうか。